製造委託・生産管理
海外の工場への製造委託を、日本側の窓口としてまとめて管理します。工場との日々の連絡、仕様の確認、進捗の管理、不良が出たときの交渉まで。社内に海外担当を置かないまま、委託製造を進められる状態をつくります。
いま取引のある工場をそのまま使うことも、条件に合う工場を新しく探すこともできます。
製造委託とは、
自社の製品を他社の工場でつくってもらうことです
設備を持たなくても、自社の仕様で自社ブランドの製品をつくれます。海外の工場に委託すれば製造コストを抑えられますが、そのぶん「見えない・伝わらない・直せない」が起きやすくなります。
当社がお引き受けするのは、この「見えない・伝わらない・直せない」を埋める仕事です。生産そのものは工場が行い、当社は御社の側に立って工場を管理します。
見えない
現地で何がどこまで進んでいるのかが分からない。遅れの連絡が、間に合わなくなってから来る。
伝わらない
仕様は送ったのに、違うものが上がってくる。言葉の問題だけでなく、前提の違いから起きている。
直せない
不良が出ても、遠方の工場に直させる交渉ができない。結局こちらで手直しすることになる。
お引き受けする範囲
ご発注いただいてから、日本国内に届くまでの管理です。
生産計画をつくる
数量と希望納期から、いつ何を決めれば間に合うかを逆算します。材料の手配、金型、サンプルの承認、量産の開始、船積み、通関、納品まで並べて共有します。
仕様を工場に落とす
日本側の要求を、現地の担当者が判断できる文書にします。ここが曖昧なまま量産に入ると、あとで直せません。
工場と日々やり取りする
仕様の確認、材料の変更の可否、工程の質問。工場から来る問い合わせを日本語で受け、判断が必要なものだけ御社へお渡しします。
進捗を確認して報告する
定期的な報告に加えて、現地で撮影した写真と動画を共有します。遅れが出そうなときは、間に合ううちにご相談します。
品質を確認する
量産前・生産中・出荷前に確認します。詳しくは品質管理・検品のページに書いています。
輸出入と国内納品を手配する
梱包の指示、船積み、通関、日本国内の配送まで。到着後に問題が出た場合の窓口も当社です。
商社への発注との違い
どちらが良いかではなく、どこが違うかをご説明します。条件によっては商社経由のほうが向く場合もあります。
| 商社から仕入れる場合 | 当社に製造委託を管理させる場合 | |
|---|---|---|
| つくるもの | 商社が扱っている製品、またはその範囲での対応 | 御社の仕様でつくった、御社の製品 |
| 工場 | どの工場でつくられているかは示されないことがある | 候補を比較して選び、選定理由もお伝えします |
| 価格の内訳 | 仕入価格として示される | 材料費・加工費・型費・輸送などの内訳を見たうえで交渉します |
| 仕様の変更 | 取り扱い品の範囲での変更になりやすい | 材料・構造から見直せます |
| 向いている場合 | 既製品を早く少量だけ仕入れたい | 自社ブランドで継続的につくりたい/原価の根拠を持ちたい |
当社は商品を仕入れて転売しません。御社の製品を、御社の条件で工場につくらせるための管理を行います。
2つの入り方
すでに工場がある場合と、これから探す場合で、最初にやることが変わります。
いまの工場をそのまま使う
- 工場は変えず、管理だけを当社が引き取ります
- まず現状の仕様書と不良の出方を確認します
- 工場とのやり取りを当社が引き継ぎます
- 品質が安定しない原因が工場側にある場合は、変更もご提案します
工場から探す
- 製品・数量・価格・品質条件を整理します
- 候補を複数あたり、比較表にしてご提示します
- サンプルを取り寄せて確かめてから決められます
- 詳しくは海外工場・サプライヤー選定へ
ご相談の前に決まっていると早いこと
- つくりたいものは、新規の企画ですか。それとも既存品の置き換えですか。
- 想定している数量と価格帯は、どのくらいですか。決まっていなければ「未定」で構いません。
- いつまでに必要ですか。動かせない期日(展示会・商戦)はありますか。
すべて決まっている必要はありません。決まっていないこと自体が分かれば、そこから一緒に整理できます。
初回ヒアリング・簡易相談は無料です。具体的な工場調査、設計・開発、試作、現地対応等が必要な場合は、内容を確認のうえ事前にお見積りいたします。